自作のLINE家計簿を1ヶ月使ってみた結果。妻に見せたら返ってきた「意外な一言」

スマホを見ながらリラックスする女性のイメージ 失敗
「完璧な管理」より、「今どれくらい使ってる?」をラクに把握したかった話。

導入:この記事は、こんな人に向けて書いています。

  • 家計簿アプリの「月末の恐怖の答え合わせ」から抜け出したい
  • 三日坊主にならず、自然に入力を習慣化させたい
  • 家族や夫婦でストレスなく、ざっくりとお金を共有したい

『スーパー 2340』。レジを離れたその瞬間に、LINEを1通送る。

スマホの画面をタップして送るメッセージは、本当にこれだけです。送信ボタンを押すと、ほんの1秒ほどで画面がピコンと跳ね上がり、ボットから現在の合計金額の返信が滑り込んできます。

AIを相棒にして開発した自分専用のLINE家計簿ボット「お金メモV1」をスマホに仕込んでから、早いもので1ヶ月が経ちました。あんなに市販の有名アプリを挫折し続けていた私が、今では毎日の買い物のたびに、この入力を平然と続けています。「手抜きをしてざっくり把握できればいい」と割り切った結果、我が家に起きたリアルな変化をお届けします。

起きた変化①:「月末の恐怖の答え合わせ」からの解放

この手作りボットを導入して、まず変わったのは「現実を見るタイミング」でした。

  • これまでのアプリ: 月末にまとめてレシートを整理するか、わざわざアプリを開いて深い画面まで見にいかないと合計が分からず、常に恐怖の答え合わせになっていた。
  • お金メモV1: 金額を送ったその瞬間に、ボットが「今月の合計支出:〇〇円」と即座に計算して送り返してくれる。

お金を使って財布をしまう、まさにその瞬間に現在のリアルな数字が視界に飛び込んでくるスピード感が、想像以上に強力でした。

「あ、今月はもう大台に乗りそうだな。今日の晩酌のお惣菜は、ちょっと1品減らしておこうか」と、自分の頭で納得して自然とブレーキが踏めるようになったのです。細かいカテゴリ分析なんて最初から必要ありませんでした。

起きた変化②:21時の定期パトロールが「忘却」を救う

どれだけ入力の手間を削ぎ落とした仕組みにしても、仕事に追われてバタバタしている日は、記録すること自体をすっかり忘れてしまう夜もあります。

そこを完璧にカバーしてくれたのが、毎日夜の21時にボットが自動で話しかけてくる機能でした。

「今日のお買い物、記録しました?」

スマホの画面にこのポップアップが表示されると、他のアプリの通知とは違い、友人からメッセージが届いた時と同じ動線で視界に入ります。「あ、今日会社帰りにコンビニに寄ってコーヒー買ったわ」とその場で思い出し、LINEを1通送るだけで本日のミッションは終了。この「取りこぼしを防ぐ仕組み」があったからこそ、1ヶ月間をスムーズに走りきることができました。

ハイライト:スプレッドシートを妻に見せてみた結果

そして、この1ヶ月の実験の中で、一番のハイライトが週末のリビングで起きました。ボットの裏側で自動的にデータが蓄積されている「Googleスプレッドシート(我が家の支出台帳)」を、ノートパソコンを開いて妻にチラッと見せてみたのです。

最初は「またパソコンで変なおもちゃを作ってる……」と呆れ顔だった妻ですが、私がLINEにポチポチと送っていたあの短いデータが、日付、品名、金額ごとにきれいに1行ずつ、自動でズラリと並んでいる画面を見た瞬間、目の色が変わりました。

「え、これ、あなたがLINEで送ったやつがそのままここに入ってるの?」

「そうだよ。月が変われば勝手に合計もゼロからリセットされるんだ」

そう答えると、妻から思いがけない一言が返ってきたのです。

「これ、私のアカウントからも送れるようにしてよ。それなら私もやりたい」

まさかの、妻側からの共同利用の要請。カテゴリ分けのいらない、ただの金額メモだからこそ、家族みんなで共有して使っても、お互いに全く負担にならないという新たな発見でした。

まとめ:きれいに管理しなくていい。楽に回れば、それでいい

1円単位の細かい仕分けも、アプリが自動生成するおしゃれな円グラフによる分析も、私たちの生活にはやっぱり必要ありませんでした。

手間を限界まで省いて、「今いくら使っているか」の事実だけをその場で共有する。この仕組みに変えただけで、お金の話が、夫婦の間で自然に、かつ気楽にできるようになった気がします。

さて、そんな40代会社員が自分のために作った世界一ハードルの低いLINE家計簿システムですが、実は同じように「家計を楽に回したい」と悩む方に向けて、そのまま使える形でシェアする準備が整いました。

(第4弾につづく)

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